その後、『イエスの涙』の外国語訳での翻訳出版の可能性を模索する中で、時があわただしく過ぎ去っていきました。 その間、何人かの方からホームページやブログで紹介することを薦められてはいたのですが、実現できずに来ました。

今回、ドイツ語訳、英語訳に続いてイタリア語訳(ドイツ語訳は日本語からの直訳。イタリア語訳は英訳から) が出版されたこともあり、これを機会にもう一度ブログ的なHPを始めることにしました。 『イエスの涙』・『マリアの涙』を読んで共感してくださった日本の方たちのレヴューや状況を紹介できれば、 海外の方たちの参考にもなるのではないかと、まずはそのあたりから始めようと思っています。

『イエスの涙』の翻訳は、現在も英語版からいくつかの言語で進行中です。 日本の方のレヴューを他の国の人たちに紹介するだけではなく、 外国の方たちのレヴューが出始めれば、それを日本の方たちに、 あるいは異なった国々の人たちにご紹介していくことも意味のあることではないかと感じます。

『イエスの涙』も『マリアの涙』もキリスト教の重要な教義について、かなりセンセーショナルな内容を提示しています。 そのようなキリスト教の神学的テーマについても折に触れ取り扱っていければと考えています。

『イエスの涙』・『マリアの涙』が、日本と世界、特にキリスト教の国々と出会う中で、新たな何かが生まれてくることを願いつつ。

TJ-germancoverTJ-ital-coverTJcover01

日本で一番大きなキリスト教出版社・書店銀座教文館キリスト教売り場では何度か月間ベストセラーとなったこともあるそうで、 それ以後教文館のOnlineShopのキリスト教文学・演劇・映画のジャンルではずっとベストセラーが続いているようです。

20111104

publication

 

 

キリスト教人口が1パーセントに満たない日本全体に対しては大したことではないのでしょうが、 それでも著者としてはそれなりの評価をいただけたと嬉しく思っております。

詩人の寺田操さんが『週刊読書人』の書評で紹介してくださったり、 新刊ラジオでも『マリアの涙』のプロローグが、ラジオドラマ形式で紹介されたりしました。 http://www.sinkan.jp/radio/radio_1374.html

Shukandokushojin-20110225shinkanrajio

その後、インテルとマガジンハウスのコラボによる「あなたを作家にするプロジェクト」に二作目の『マリアの涙』を応募しました。 その画像が、NHKの朝のニュースで流れたのが、その年の5月23日、ペンテコステ(聖霊降臨)の祝日でした。

{flv}nmk{/flv}

 

2010年は、ほぼ『マリアの涙』の執筆に明け暮れる日々でしたが、NHKのニュースで紹介されたことや、 『イエスの涙』の読者の方々が応援してくださったことも影響したのだと思いますが、インターネットによる読者の投票で、 8842冊の応募作品の中から『マリアの涙』が、30作品の中に残りました。

当初10作の予定が30作品に拡大されたのは、スタッフの審査に大きな比重が置かれていたということなのでしょう。 そしてマガジンハウスの編集者とインテルスタッフだけによる最後の審査を経て、 「最優秀作品に選ばれました」というメールが、インテルとマガジンハウスからそれぞれ別々に届いたのが2010年の秋でした。

キリスト教色がかなり色濃く出ている『マリアの涙』が、「宗教とはほとんど関わりがないマガジンハウスやインテルのスタッフの方たち (これはマガジンハウスの方のお言葉です)によって最優秀作品に選ばれることはまずあり得ないだろう」と 思っていた私にとっては嬉しいサプライズでしたが、また大きな励みとなりました。

{youtube}7WZ_iv_EYT8{/youtube}

 

海外から私のブログにアクセスできなくなったのは、その前からですから、ブログを書かなくなってからもうすでに約二年が過ぎ去ったことになります。

ピーター・シャビエルのホームページ、Tears of Jesus/Tears of Mary へようこそ。

以前同じようなタイトルのブログを書いていたことがあるのですが、 使っていたブログが途中で海外からのアクセスができない仕様になってしまったりして、 他のブログを始めることもなく、もうずいぶん長い間御無沙汰してしまいました。

Please publish modules in offcanvas position.